1/144 連邦軍モビルスーツ 旧キット
Posted on Mon 16 May 2016 ( 2018-09-26 update ) in plasticmodel
連邦軍 旧キット
昔懐かしいガンダムのプラモデル。いわゆる旧キットが2015年5月に再販になりました。このころのキットはガンプラと呼ぶのはちょっと違う気がするんですよね。今では当たり前になった多色成型・接着剤不要のプラモデルではなく手のかかるキットですが、思い出補正もあって今でも魅力的です。ストックしたガンダムのプラモデル、連邦軍旧キット1/144シリーズをひと通り作ってみます。
今回の製作にあたって、自分ルールを決めてみました。
- 発売当時に作れてたら満足がゴール
- 塗装する
- スタイルやプロポーションを変更しない
- 後ハメ式に加工してみる
改造なしで塗装するというのは普通だけど、後ハメについてはあんまり仕組みを考えずにぶっつけ本番式でやるのでどうなるのかなあという感じ。……だったんですが、結局普通に組んでみました。
連邦軍1/144旧キットの組み立て
組み立てはパーツをランナーから切り出すところから。ありきたりですが、ニッパーでパチパチの各部品を切り離していきます。注意が必要なパーツは裏に番号入っているだろうという安心感のもとサクサク作業します。
連邦軍のモビルスーツといっても、ひとつはタンクだし、ひとつはまんまる。人型も太っちょと細身なのでバラエティに富んでます。
ランナーから切り離したパーツを接着します。タミヤセメントをひと塗りしてスチロール樹脂が柔らかくなってきたところにもうひと塗り。接着面をぎゅっとくっつけて洗濯バサミで留めます。
接着の際にはたっぷり塗った接着剤がはみでるようにします。はみ出た接着剤がパテの役割をしてくれるので合わせ目消しがちょっとだけ楽になります。
パーツが乾いたら合わせ目を消します。接着面からはみでた接着剤をデザインナイフを立ててコリコリと削ります。おおざっぱな処理でよいところはこれで表面処理をおしまいに。
ガタガタの多そうなところなどは鉄ヤスリや耐水ペーパーでさらにヤスリます。耐水ペーパーは400番か600番くらいでそれ以上は実施なし。磨くほどでもないので。
合わせ目が処理できたら塗装作業。モナカキットですので、接着・合わせ目消し・塗装を繰り返すようにして組み立てていきます。
成型色によっては下地の色をのせて発色をよくしていきます。
並べてみてわかる色使い。アニメでもセルに使う絵の具はある程度共通化されていますので、同じ色の使い回しはむしろ正義ということで、並行作業が生きてきます。
楽できるところは楽しないとね。
ガンキャノンとガンタンクが並んでいるだけでもわくわくしてくるのはなぜでしょう。たとえ、そこにガンダムがいなくても。
何度も見てきた姿だからこそ物語が頭の中に湧いてくるんですよね。
そして、やられメカのコンビ。ぜんぜんやられメカっぽくないですね。旧キットで改造らしいことは一切していないというのにこのおすがた。どれだけ出来の良いキットなんでしょう。
凸凹コンビらしさが、R2-D2とC-3POなのか、はたまた太平と又七か。
ジム
1981年4月発売。ガンダムが前年の7月発売なので半年くらいあとの製品。肩の取り付け方法などに進化が感じられますね。
そのまま作っても十分にかっこいい。何度でも作りたいキットです。
ガンキャノン
1981年5月発売。力強いスタイルが遺憾なく再現されているキット。でも、ちょっとロボット玩具っぽい。
肩や脚の大きさや太さを見直してあげるとさらに力強さが増してきます。ビームライフは大型化してあげたいですね。
ガンタンク
1981年5月発売。ガンキャノンと同時期に発売。これでV作戦のモビルスーツが揃います。それまでの300円キットから離れて大型パッケージが続々登場してきたうちのひとつ。箱絵はちょっとレトロ調というか、ロボダッチとかアトランジャーの雰囲気を感じなくもない……。
ボール
1981年9月発売。連邦軍の中では最後発。300円なのにミニサイズのボールがついてくる。なんという太っ腹なキット。
キットの出来も非常に優秀でいじりがいのある造形です。
旧キットはたくさん作って飾りたい
ということで、連邦軍のモビルスーツのみなさん完成です。
あれ、ガンダムがいない……。
後回しにして作っていません。あれこれ作る方法論を考えていたら作り損ねました。次の周回ではちゃんとカタチにしないとね。
ジオン軍モビルスーツとあわせて飾っておきたいです。