山田覚書

SDA王滝クロスマウンテンバイク20km(2018)を無事に完走しました

Posted on Sun 27 May 2018 ( 2021-10-12 update ) in bike

SDA王滝ファンツーリングに参加してみたのつづき

前年2017年は42kmに挑戦して「SDA王滝クロスマウンテンバイク42km(2017)を完走できなかったからって悔しくなんかないんだからね」でした。

SDA王滝スタート直前

100kmは6:00スタート。42kmは30分遅くなって7:30スタート。42km参加の早い人は集合場所に集まりつつあるくらい。

近くのキャンプ場の動きもまだ鈍め。少しずつ朝もやが晴れていきます。

三浦屋 朝ごはん

7時になって、本番前の食事。バッチリ食べて20km完走しなきゃ。食べたら出すもの出してジャージを来ていざ出陣の前にちょっと42kmのひとを応援。だって、宿のすぐ前を走りますからね。

セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 クロスマウンテンバイク 20km

Strava: 201805 Otaki 20km

今年は20kmに参加だというのに、スタートは去年の42kmと一緒の滝越地区。

三浦屋からほんの少しの場所にあるスタート地点。のんびりやってきては、自転車を並べます。

朝靄も晴れてきていよいよスタート。20kmは30分遅れて8時30分スタートで競技開始です。

SDA王滝20kmスタート地点

去年はちょっと余裕がありませんでしたが、42km/20kmのスタート地点を上から眺めます。ここの立体交差ってどうしてこの形になったのだろうか。土手なのか鉄道用なのか。ちょっと不思議なんだよなあ。

進行を担当する女性がマイクでカウントダウンを開始、ホーンの音とともにスタートです。後ろのほうに並ぶとスタートが遅くなるみたいな話もありますが、この程度の人数なら数秒なので、乗車してペダルを回し始めます。

スタートしたら、三浦屋前の十字路を右に折れて水交園方面に進み、おんたけ森きちオートキャンプ場の横を通過して、ゆるい登りの舗装路を4km弱ほど走ります。奥の方まで進むと小秀山登山道口やシンガハタの池などがあるみたいですが、そこまではいかずにUターンとなります。

ふたたび滝越地区まで戻るコースとなっているので、道路中央にはコーンが置かれており対面通行になります。

ほんと結構なペースでみなさん走るんですよね。昨日のファンツーリングでルートは理解しているので、無理せずのんびりマイペースを心がけます。昨日のファンツーリングでは空気圧高すぎたかと思って、だいぶ下げたんです。

しかし、下げすぎたみたい。舗装路でグリップしすぎてとっても重い。ほとんど平坦といえるくらいの勾配だっていうのに相当に疲れます。

ここまで30分。ふたたび滝越地区まで戻ってきたら林道を登っていくコースに突入します。林道といっても途中までは舗装路なので、落ちている枝や葉を横目にペダルをクルクルコースとなります。ここまでくるといやでも気付きます。

SDA王滝20km コース

セミファットバイクで登りはやるもんじゃない。

それほど大きな差はないだろうと思っていましたが、ホイールの重さ、チューブの重さ、タイヤの重さ。全てにわたって重いって感じます。タイヤとチューブを軽くするだけでも1キロ以上は軽くできそう。これは対策しないとダメだ……。

それとギア。後ろ42Tから46Tになったのでフロント32Tでも大丈夫かなと思ったんですが、やっぱり足りないや。足りなければ歩けばいいんですけどね。もうちょっと乗車率を上げるためにもギア欲しい。来年はフロントダブルにした方がいいですね。

8割も登ったあたりで、100kmのトップ選手がぼちぼちコースに。さらに進むと42kmの選手も次々抜かれつつも、制限時間いっぱいまで使ってのんびり走る気マンマンなので、面白い景色があれば写真をパチパチ。

SDA王滝20km コース

コースは舗装路からダブルトラックの未舗装路を経由して、また舗装路、未舗装路と言った具合に軽トラ1台分くらいの幅の道をひたすらに登っていきます。つまり林道ってやつですね。去年よりもギア比が軽いせいか乗車率は多めだけど、ゆっくりゆっくり。無理そうなところは押し歩きです。

山の下から1時間と少しで山登りはほぼ終わりです。山の上にくるとこんな感じに眺められます。ここの山からの景色ってそれほど展望が開けるわけではありませんね。もうちょっと空が見られると登りきった感がもてていいんですけどね。ここから30分くらいは平坦基調になります。

コースはファンツーリングとまったく同じになっています。のぼりきったらちょっと下って、またのぼり。さらに下ってゴールです。ガレガレってほどでもないので、それほど苦労はないと思います。残り5kmはずっとくだりですので、最後のご褒美区間のようなものですね。

あぁ、下りが楽しめるのはセミファットだからかも。

パンクする心配はほぼない(つまり交換用チューブ無駄だった)ので派手に石を弾き飛ばさないようにしつつヒャッハーと下るだけです。一般的な29erの人はパンクしてしまっている人もいたみたいですね。それにサスペンションフォークは偉大。去年のフルリジッドのようなビリビリと腕が痺れることもないし。これリアサスペンションもついていたら、さらに楽なんだろうな。

ゴール前までくるとコース脇にカメラを構えた人が。どんなタイミングで撮影しているのかさっぱりわかりませんが、あとあと微妙な写真が。

SDA王滝20km ゴール

下り区間5kmほどは10分もあれば終了。あっという間です。ゴールで一所懸命にカメラあるよー!みたいにMCされてますが、大したリアクションもなくゴール。いやあ、くたびれたー。

三浦屋に帰還

Strava: Otaki Back to Miura Ryokan

ゴールのそばには待機していられる場所がありません。簡単に補給をすませたら、三浦屋さんに移動開始。コースが変更になったおかげで、ゴール地点から三浦屋までのルートがほぼくだり。これは超ラッキー。いつも通りのゴールならば10km以上登らないといけませんからね。

自然湖にて

走り終えて、先輩と愛車をパチリ。やっぱ陽射しがあると湖も景色も映えますね。なんかやり遂げた感が非常に高い。

三浦屋さんは、当然のように荷物の預かりをしていただけて、帰ってきたらお風呂もいただける。自転車も洗える。ほんとにありがたい。次回もお願いします。

王滝村から帰宅

自転車をクルマに積み込んで、さっぱりシャワーを済ませたら、出発。これから渋滞ですからね。明日の予定があるので寄り道せずに帰ります。

SDA王滝ゴール裏

ゴールそばの道に通りすがるとご覧のような状況。ちょうど弱虫ペダルジャージの先生もゴールだったようですね。

賑やかな王滝村を後にします。素直に木曽福島から伊那ICに向かい、中央道に入ります。

なるはやで出発したので比較的順調に中央道を走れたので諏訪湖で食事。

諏訪湖のラーメン

うぅむ。なんかちょっと大味な感じ。もうちょっとシンプルなメニューにしておけばよかったかな。

で、上野原あたりにくるとやっぱり渋滞しました。小仏トンネルのところ、はやいところ対策されないですかね。毎度混んでいるんだから。

SDA王滝20km完走してみて

何より、先輩と一緒にSDA王滝に参加できてよかった。ひとりぼっちだと何かしら行動するにも制限がつきもの。ふたりだからっていうメリットは計り知れませんね。可能な限りバディがいると良いと思います。

機材としては、自転車の軽量化はしっかり考えるべき。クロモリバイクよりアルミバイクの方が軽く仕上げることは多いし、タイヤを太くすればするほど重くなる。それに登りが長いのでフロントダブルがいいですね。

クロスカントリーレースというわけではないので、ギア比は余裕を持っている方がいい。変速しなくてもフロントギアは28Tやそれ以下の方が楽しいはず。くだりで漕げるなら別ですが、登り対策は大事ですね。

  • 軽いフレームだといい
  • フルサスじゃなくてもいい
  • ビンディングペダルじゃなくてもいい
  • フロントギアは28T以下があるといい
  • リアカセットは42T以上あるといい
  • ホイールは29インチがいい
  • 太いタイヤのトラクションは高い
  • セミファットが楽しいのはくだりだけ

こんな感じかなあ。もっと軽いタイヤとあわせてチューブレスも試してみないと。また1年かけて準備を進めて、次こそ42km完走を達成しなければね。

リベンジは2019年に達成しました!

SDA王滝クロスマウンテンバイク42km(2019)を完走するまでのお話