山田覚書

杭州に旅行 西湖のまわりには観光スポットが集中して見所いっぱい

Posted on Mon 09 October 2006 ( 2018-07-25 update ) in travel

2006年10月5日から2006年10月8日まで、中国の杭州に旅行してきました。ちなみに珍しくパッケージツアーで行きました。JHCの奏(かなで)です。JHCはホテルのランドオペレータでして、お馴染みのツアー会社の裏方にいる会社だと考えていただければ、あたらずとも遠からず。そのランドオペレータが主催していますので、思いのほか安くてお買い得だったりします。今回はパッケージツアーといっても実質スケルトンの状態でして、なんにも観光ルートが決まっておらず、ツアー同行者もなしなので、実質プライベート旅行を専属バス&ガイドさんにご案内いただく状態でした。なので、気の向くままに観光をしていきます。

センチュリーハイアット杭州

宿泊はセンチュリー・ハイアット杭州です。ちょうどプールの工事中というタイミングが残念でしたが清潔感があり快適な滞在を提供してくれました。

雷峰塔、霊隠寺、杭州の西湖を巡ってみる

杭州の西湖はそれほど大きくはなくて、クルマだと30分もしないで1周できるくらいなはず。でも、西湖十景や西湖新十景がありまして観光スポットは近隣含めて盛りだくさんなのでかなり楽しめます。

雷峰塔

まずはピカピカの雷峰塔にも登っちゃいます。雷峰塔は五代十国時代の呉越国によって建てられました(975年)。とっても歴史をもつ建物だったのですが1924年に倒壊してしまいまして、2002年に現在の近代的な建物に再建されました。

雷峰塔の遺構

当時の基礎が建物の下に保存されてまして見学ができます。また、ガラス張りのエレベータで上まで昇れますが、ほんとにハイカラです。塔の各階にはいろいろなレリーフが飾られておりまして西湖にまつわる伝承などを楽しめます。

弥勒菩薩

西湖からほど近い霊隠寺では布袋様がいました。ちなみに布袋様は中国ですと弥勒菩薩なのだと言われました。え?そうなの?世界を救うのは布袋様だってことなの?霊隠寺は結構な古刹でして日本からも修行にこられている方がチラホラ。

霊隠寺

ゆっくり見て回りたいなって思いましたが一巡りして次へ移動。ほんと広い境内です。

お茶

途中、パッケージツアーのお約束であるお茶の博物館に連れて行かれました。お安いツアー実現のためにも協賛は必要ですからね。でも結構おいしいお茶だったので買って帰りました。ちなみに龍井茶は日本茶の源流だそうです。

六和塔

一巡したら、時間に余裕があったので銭塘江沿いの六和塔に行きました。ででーんとしていますが、なんか寂れてました。人気ないのかなあ。水滸伝では魯智深が入寂した場所ですよ。上まで昇れますが非常にあっけらかんとした感じでちょっと荒れた感じ。木製の外層が作られたのは1900年。新しいからかなあ。

河坊街

さらに移動しまして、南宋の時代の街並を再現したという河坊街に行きました。ちょうどイベントやっていて賑やかでした。洪七公の鶏肉とか売っていました。射鵰英雄伝はいいですよね!面白いです。

東坡肉

杭州といえば東坡肉です。まさか東坡が中国の詩人蘇軾の字(あざな)だったとは気づいていませんでした。うまうまです。

杭州市の活気をたのしむ

いわゆる観光名所をぐるぐる回ったので翌日は街中を散歩しました。本当に街中なので写真には残していませんが、地元のスーパーマーケットにいったり、現地の人が買い物する洋服屋で物色したりといった具合にうろうろ。物価はぼちぼち上昇してきているので、それほど安いということはありませんが、現地の生活感を感じるというのは旅行の醍醐味ですよね。ガイドさんなしでふらっと立ち寄ったレストランでも、言葉が通じないので身振り手振りで注文してわいわいがやがや。なんとかなるもんです。