1/144 ゴッグ 旧キット
Posted on Sun 13 March 2016 ( 2018-09-12 update ) in plasticmodel
旧キットゴッグの組み立て・塗装
昔懐かしいガンダムのプラモデル。いわゆる旧キットが2015年5月に再販になりました。あみあみと地元の模型店で計2つの1/144ゴッグを購入。やったぜ!
そうしてストックしたガンダムのプラモデル、ジオン軍旧キット1/144シリーズをひと通り作ってみます。
今回の製作にあたって、自分ルールを決めてみました。
- 発売当時に作れてたら満足がゴール
- 塗装する
- スタイルやプロポーションを変更しない
- 後ハメ式に加工してみる
改造なしで塗装するというのは普通だけど、後ハメについてはあんまり仕組みを考えずにぶっつけ本番式でやるのでどうなるのかなあという感じ。
ゴッグはたぶん1回くらいは作ったこともある気がしてたんだけど、あれー?なかったかも。
ガンダムのプラモデル、1/144の旧キットをまとめて作成ですが、さすがに全部いっぺんにとはいかないので幾つかのグループに分けてます。当たり前のようにゴッグはジオン軍の水泳部のみなさんとセットで作ります。
さすがゴッグだなんともないぜ!でおなじみのゴッグさん。成型色は真っ黄色です。黄色って発色悪くなりがちなので、まあ悪くないですよね。黄色でも赤みを強めて山吹方向か、青味をまして黄緑に寄せるかで印象は変わります。ゴッグの場合は文句なしで山吹色方向でしょうね。ブラウン入ってますし。
特徴的なのは腕ですね。円筒状のパーツを組み合わせて伸縮式の形状となっています。ただし手首は曲がりません。単純に腕が短くなるというだけですね。肘関節はありません。
また、肩が固定ですので腕はちょっと前後させられればいいところ。なんだかもったいないですね。もう少しだけ自由度が高くなるとゴッグらしいアクションポーズも決まったような気がします。
とはいえ、股関節と膝が曲がるので、ちょっと前かがみでゆらーっと手をおろした感じは再現できると思うので、決して悪いものじゃありません。ゴッグの雰囲気というか特徴は非常によく捉えられていると思います。
組み立ては腕のマトリョーシカ状なパーツを組み立てるくらいで、ほとんどモナカ接着です。あっという間にできてしまいます。首、肩、肘、足首については可動関節がありません。
接着剤を塗布して接着面を溶解させてからの「むにゅ」接着。あわせ目から出てくる接着剤「むにゅ」を硬化後に削り落とします。
パーツが少ないので焦りがちですが、じっくりと合わせ目を消してあげたいところ。せっかくボディライン単純なんだしやらなきゃ損というものです。400番あたりでサクッとヤスってあげるとすぐにいい感じにまとまります。キズ取りのペーパーを手抜きしてもなんとかなってしまうかも。
腕の特殊形状もあって、ゴッグの後ハメ加工を放棄。説明書通りに作るよりないですよね。
続いて、塗装に入ります。
明るい色からのせていきましょう。黄色を塗ります。山吹色とか黄桃の色を意識しています。少し赤みがある方が力強くみえるんじゃないかな。それに膨張色というか大きさが強調されるはず。
エアブラシでお気楽に吹き付けていきます。調色はせずとも近似色があればそれでいいんじゃないかなって思います。みかんとか柑橘系の色ならバッチリでしょう。
次にブラウンを塗ります。ブラウンといってもボディに塗るだけなので、マスキングしてひと吹きで終わってしまいますね。なんて単純作業なんでしょう。
バックパックのグレーもあわせて塗っておきます。グレーの色味はやっぱり赤が入った方がまとまるんじゃないかな。
残る色は黒。あんまり濃い黒にしない方がいいんじゃないでしょうか。適度に赤やブラウンが混じっている方が全体に馴染むかと思われます。黒はちょっと色の力が強いので、そのままにはせず使った方が良いでしょう。
モノアイレールと膝、靴部分に黒を塗ります。
塗り残しは……。あ、忘れてました。赤。お腹の拡散ビーム砲付近の赤を塗っておきましょう。ここにも黒がありましたね。
ゴッグ 旧キット1/144 できあがり!
ゴッグ完成です。
出来上がってみるといい感じのデフォルメスタイルですね。ゴッグとすぐわかるシルエットなのは間違いないところ。
プロポーションとしては、肩が少し大きい?それとも頭が大きい?両方ですかね。胴体のボリュームを基本とした時に、頭や肩がひとまわり小さい方が迫力が出ますね。それと手の大型化。迫力ある爪がついているといいように思います。
足については悪くないようにも思いますが、太ももがもう少し丸みを帯びたラインになって、膝周りがキュッと絞り込まれているといい感じでしょうか。
でも、よく特徴をとらえたキットなのは間違いなさそうです。
後ろから。
シンプルですね。まじまじと見ているとゴッグのヒップラインがボリューミー。中途半端にいじくりまわすよりスマートに仕上げるならこのままでもいいのかなと感じてきます。
反対側。やっぱりいい感じ。
以上、1/144 旧キット ゴッグでした。
ゴッグといえば、水中モーターを取り付けてお風呂で遊ぶのが定番?改造だと思います。400円とリーズナブルな価格で出来の良いゴッグを堪能できるんですから、やっぱり旧キットはいいものですね。