山田覚書

1/60 量産型ゲルググ 旧キット

Posted on Fri 06 September 2019 ( 2019-10-25 update ) in plasticmodel

1/60ゲルググは良キット

大きいのはよいことだ。

ガンプラブームの当時はとても手が出ませんでした。お小遣いじゃ買えませんし、お店で見かけることも稀でした。ふらりと立ち寄った大阪日本橋の模型店で偶然見つけて購入しました。しかも2つも。思えばこの時から旧キットの収集がはじまったのかもしれません。気づけば1/144も1/100も片っぱしから入手に走っております。やっぱりあの頃買えなかったプラモデルを手元に置いておきたい。これはどうにも刷り込まれてしまったものなのでしょう。

箱を開けてみれば、大きなパーツにデカッ!と声が漏れます。同時にほくそ笑む自身にも笑うことでしょう。できなかったことをできるようになった充足感がじわりじわりと押し寄せてきます。あぁ、買って良かったと。

シールドやスネパーツの大きさが特に目に入ります。ほかパーツも眺めてみますと、パーツ裏には番号が入っています。これならいきなりランナーを切り離してしまっても問題なさそうです。パチパチとカットして、パーツのバリをとりつつ、仮組に進むことにします。

胴体パーツは分割が多いため、組み上げに手間がかかりそうです。中に受けを用意してあげれば固定も力強くなることでしょう。

各関節はポリキャップが採用されており、プラパーツが関節を包み込みます。これならポージングも用意です。保持力はどれくらいになるのかは様子をみてみる必要がありそうです。

1/60量産型ゲルググ仮組

ざっと組み上げてみたところ、1/144や1/100に比べて造形がゲルググらしくなっているように思います。

頭が潰れてしまっていることもありません。上半身はやはり過剰なボリュームなので肩や上体を縮めて、スカートのボリュームを出し、A型っぽいシルエットにすればかなり良くなりそうに思います。

大きくてパーツの自重がありますから過剰な手入れは禁物ですので、バランスよく組んでみたいところ。作る方向性を考えてみないとね。