多摩川から尾根幹経由で鶴見川源流に行ってみる 東京都サイクリング
Posted on Tue 20 February 2018 ( 2020-09-17 update ) in bike
尾根幹ってどういうところ?
前々からTwitterあたりでよく耳にする「尾根幹」ってのが気になっていまして、ひとつ行ってみようじゃないかとあれこれルートを考え、鶴見川から多摩川に抜けてから尾根幹を通過し鶴見川源流の泉から再び鶴見川で戻る周回ルートで行ってみました。
鶴見川から多摩川
ここのところ自宅から下流に走ることが多いかも。
そういえば、新羽橋から鷹野大橋までの区間でタイムトライアルしている人がいるんですよね。数ヶ月に一度は自転車の事故があります。とても危険です。
事故に遭うまでは、自分は平気だろうって考えがちですが、そこをグッと我慢してやめてほしいですね。事故して大怪我するのは峠のくだりだけとは限りません。サッカー、野球にゲートボールを楽しむ人もいる区間ですので、接触事故を起こせばどういう結果になるかは想像に難くないと思いますが、理解してもらえることはなかなか難しいのかなあ。
さて、今回は鷹野大橋からは尻手黒川道路経由で綱島街道。そのまま丸子橋まで走ってみました。
綱島街道には自転車走行レーンが設けられていて非常にありがたいのですが、路上駐車しているクルマは少なくないです。レーンを避けて停車されたところで、一時停止せずにクルマをすりぬけて走るわけにもいかないですからね……。レーンを作るなら駐停車禁止にするくらいじゃないと効果的じゃないのかな。これも難しいところですね。
多摩川に到着したら、多摩水道橋まで多摩川右岸をのぼっていきます。ところどころ舗装が古びてきてはいますが走りやすいですよね。ありがたいです。
多摩川水道橋からは左岸に抜けてさらに多摩川を上流に向かって走ります。目的地は鎌倉街道との合流点である関戸橋です。快適に走れますので休憩するほどでもないのですが、府中用水が多摩川に流入するあたりなんかは休憩スポットにはいいかもしれませんね。
おねかん!
おねかん!ってなんだよって、ずっと思ってきたので調べました。正式には南多摩尾根幹線道路と言うそうで、要は多摩ニュータウンの中を走っている道ですね。あそこかって感じで見知った場所でした。
その尾根幹なんですが、平日の昼間に走っていても面白くないし、クルマの通りもぼちぼちあってあんまり走りやすいところというイメージがなかったんです。で、今回はどうだったかといえば、やっぱり走りにくい。
鶴川街道から尾根幹に抜ける方がスマートなのかもしれませんが、今回は鎌倉街道から尾根幹に入りました。小野路をを抜けて大妻女子大の方まで走りました。
のぼりとくだりを繰り返すだけの道でしてクルマがいないとトレーニングになるのかもしれませんね。でも、クルマ避けて歩道に入ったり、信号に引っかかったりしていたら全然走った気がしません。うーん、土日だと走りやすかったりするのかな。わからない。わからない……。
鶴見川源流の泉
大妻女子大の横から小山田の方に急な坂をくだり、155号を右手に曲がって少し走ると到着するのが、もうひとつの目的地である鶴見川源流の泉。
非常に地味な説明の看板があります。上流に向かった方角に設置されているので看板自体が目立ちません。あらかじめ現地の景色を知らないと通り過ぎてしまいそう。
いわゆる湧水なのか、ここに溜池のように蓄えているのか。鶴見川の源流といわれてもちょっとわかりにくいですよね。
鶴見川は一級河川という割には非常に地味になスタート地点ですね。しかも海から近い。町田なんていくらも距離はありませんからね。
柵で囲まれてますので自転車を停めてパチリ。うん、地味です……。
でも、一度は来てみるといいと思います。源流の泉に至るまでの景色が田園らしくていいですよ。たしか小野路あたりにそういった案内所もあったと思いますが、東京の田園地区を訪れてみるのはお勧めできます。
鶴見川サイクリング
何にもないけどちょっと風情を感じる鶴見川源流の泉を後にして鶴見川をくだっていくことにします。ただ、小山田付近は川沿いを走るというわけにはいきませんので、芝溝街道を走っていきます。
県道57号である芝溝街道は源流の泉からつながる道、155号をまっすぐ進むと突き当たります。
ちょうど鶴見川に沿っている道で、このあたりから川の側道が整備されているので川沿いを走るのも良いかもしれません。
今回は鶴川付近で芝溝街道を離れて、鶴見川沿いにルートを変更。246号をすぎて港北ニュータウンの脇を通りながら新横浜方面にむけてくだってきました。
川の流れに沿って走っていますので、基本くだりの道になります。よっぽどの逆風が吹かない限りはゆったりと走っていけるはず。
ぐるっと一周
走行距離で75kmと少し。鶴見川と多摩川を尾根幹でつないでみたわけですが、ルートとしてはちょっと物足りないですね。
ヒルクライムの練習とかインターバルトレーニングとかそういうわけでもなく、なんとなくで走ってしまいそうなので、尾根幹なら尾根幹に絞った方がいいんでしょうね。アップダウンをうまく利用して集中的にやる方がいいんでしょうね。
だから、多摩川+尾根幹+鶴見川じゃなくて尾根幹だけがいいんでしょう。
尾根幹と小山田の坂を組み合わせて、マウンテンバイクで走ってみたら面白いトレーニングになるのかな。舗装路だけど王滝に向けてもいいような気がします。